ケネディーの分類(ケネディーのぶんるい)は1928年にKennedyが発表した歯牙部分欠損の分類法である。

義歯の作成時に参考にするために作られた。現代にそぐわない部分もあるが欠損部の分類の基本である。

I級
現存する歯の後方に両側性の欠損が存在するもの(両側性遊離端欠損)
※インプラント等の手段がない時代は、ほぼ義歯が第一選択

II級
現存する歯の後方に片側性の欠損が存在するもの(片側性遊離端欠損)
※義歯が一般的。現代ではインプラントも適応
※症例によってはブリッジも適応だが遊離端に負荷がかかるため推奨されず、保険適応も限定されている。

III級
片側性欠損領域の前方と後方の両方に歯が存在するもの(片側性中間欠損)
※欠損が少ない場合はブリッジ適応。またはインプラント
※欠損が大きい場合は義歯適応

IV級
現存する歯の前方に正中線を越えて一つの欠損領域をもつもの(前方歯中間欠損)
※義歯適応だが、安定性が悪くなり残存歯の負担も多くなったり義歯の破損も有り意外と難症例が多い。欠損時期が長い場合は咬合に問題が生じている場合も有り、設計等には慎重さが必要。
※少数欠損の場合はブリッジ適応。
※インプラントの場合、臼歯部に比べ前歯部は骨幅や密度が低いので設計には慎重さが必要。